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須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 河裾 厚男; 佐野 肇*; 四本 圭一
Proc. of 22nd Linear Accelerator Meeting in Japan, p.98 - 100, 1997/00
原研において検討を進めているポジトロン利用研究施設(通称ポジトロンファクトリー、POF)の設置に向けて、平成8年度に実施した「概念検討」の結果を報告する。「概念検討」においては(1)高出力電子リニアック及び電子ビームライン、(2)ターゲット系及び陽電子ビームライン、(3)建家について、検討を行った。(1)については入射系の方式、レギュラ管の方式、熱解析と結果に対する対策、ビームの不安定性についての検討結果、RF系の概要等について述べる。(2)については、電子-陽電子コンバータ、モデレータ、ターゲット局所遮蔽、低速陽電子ビーム輸送ライン及び陽電子ビーム加工装置等についての検討結果を述べる。また建家については、基本設計とも言える検討結果の概要について述べる。
須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 河裾 厚男; 四本 圭一
NUP-A-96-10, 0, p.95 - 97, 1996/00
原研で検討を進めているポジトロン利用研究施設、通称ポジトロンファクトリー(POF)の設置計画について、平成8年度に「ポジトロン利用研究施設の概念検討」が認可され、設置実現に向けて大きく踏み出すことになった。この概念検討においては1)高出力電子リニアックおよび電子ビームライン、2)ターゲット系および低速陽電子ビームライン、3)POF用建家の各項目についてこれまでの検討結果のとりまとめと改善できる要素の抽出を行い、実現可能な施設の全体像を作り上げることにする。
岡田 漱平
KEK Proceedings 93-21, p.101 - 109, 1994/02
世界でこれまでに例がない高強度(10個/秒以上)の単色陽電子ビームを発生させ、高度な材料キャラクタリゼーションや基礎物理学・化学・生物学への応用を可能にするポジトロンファクトリーの建設を目指すため、ビームの発生源となる100150MeV、100kW級の高出力電子リニアック、及び電子ビームを高エネルギー陽電子ビームに変換するコンバータと高エネルギー陽電子ビームを低速(単色)陽電子ビームに変換するモデレータとからなるターゲット系の設計研究、また、建家の概念設計及び遮蔽等安全に関わる設計研究を進めている。本報では、これら設計研究の現在までの到達点について述べる。
岡田 漱平; 金子 広久; 須永 博美; 滝沢 春喜; 四本 圭一
Proc. of the 1994 Int. Linac Conf., Vol. 2, 0, p.570 - 572, 1994/00
ポジトロンファクトリーにおける高強度単色陽電子ビーム発生のための電子リニアック(ビームエネルギー:約100MeV、平均最大ビーム出力:100kW)の概念設計を行った。また、新しく開発したモンテカルロ計算システムによる設計計算及び動作試験等の結果に基づき、高出力ビーム対応の自走式回転コンバータと、同時に複数の単色陽電子ビームを供給できる多チャンネルモデレータアセンブリーとから成る新しいターゲットシステムを提案した。
岡田 漱平; 須永 博美
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 56-57, p.604 - 609, 1991/00
被引用回数:17 パーセンタイル:84.03(Instruments & Instrumentation)高出力電子リニアックを用いて発生させた高強度エネルギー可変単色陽電子ビームを、材料キャラクタリゼーションや基礎研究に用いる予定のポジトロンファクトリーにおいて、当面の低速陽電子ビーム強度の目標は、10sである。経験値に基づく控え目な評価では、100MeV、100kWクラスのリニアックによって、この強度の達成が可能であると見積もられる。本報告では、リニアックのターゲット系に関し、モンテカルロ法を用いた陽電子モデレータ等の最適化や、遮へい、放射化空気の閉込め・排気などに係る概念設計の現状を述べる。
岡田 漱平; 金沢 育三*
応用物理, 59(7), p.917 - 927, 1990/07
ポジトロンが正電荷を持った軽粒子であるという特性を巧みに利用して、白色ビームから低速ビーム(~eVオーダー;加速することによりエネルギー可変単色ビーム)を取り出し、さらに輝度強化する技術が開発され、材料の高度なキャラクタリゼーションのための新ビームとして注目を集めるようになった。本稿では、ポジトロンビームの新しい利用技術の展望、および電子リニアックを中心とした高強度ビーム発生技術、輝度強化技術などの原理・技術開発の状況・将来展望について述べる。
岡田 漱平
放射線化学, (49), p.32 - 33, 1990/00
ポジトロンファクトリー計画の検討に資するため、海外関連施設の調査を行った。本報告では、ベルギーのゲント大学、及び米国のブランダイス大学、ブルックヘブン国立研、オークリッジ国立研、ローレンスリバモア国立研において、電子リニアックによる単色陽電子ビームの発生技術と単色ビームを利用した新しい材料キャラクタリゼーション技術の現状を報告する。
岡田 漱平
Proceedings of 2nd International Symposium on Advanced Nuclear Energy Research; Evolution by Accelerators, p.324 - 329, 1990/00
原研は、電子リニアックを用いて高強度単色陽電子ビームを発生させ、これを材料キャラクタリゼーションや基礎物理学に応用するポジトロンファクトリー建設計画の検討を開始しており、平成2年度には調査費が認められた。本報では、陽電子の種々のエネルギー領域での挙動とその分析への応用の上での利点、高強度単色ビームの発生方法、ポジトロンファクトリーで予定されている研究計画、および高出力電子リニアックの仕様などの概要を述べる。
田畑 米穂*; 岡田 漱平
Proceedings of 8th International Conference on Positron Annihilation (ICPA-8), p.34 - 36, 1989/00
原研では、ポジトロンファクトリー建設計画の立案を開始した。ここでは、高出力リニアックからの高エネルギー電子による対生成反応から発生する高強度エネルギー可変単色陽電子ビームを、陽電子の持つ特異的な諸性質を利用して、超電導材料や半導体など各種材料の微細且つ高精度の材料キャラクタリゼーション、及び原子分子物理などの基礎研究に応用することが計画されている。本報告では、研究の内容及び施設の設計に関し、計画の概要を述べる。
岡田 漱平; 田畑 米穂*
Proceedings of 13th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.147 - 151, 1988/00
原研では、電子リニアックによる高強度エネルギー可変単色陽電子ビームの発生と、材料キャラクタリゼーションなどへの利用を中心としたポジトロンファクトリー研究計画の立案が進められている。本報告では、高出力電子リニアックの仕様、陽電子ビームラインの設計などに関して検討中の課題を整理して述べる。
岡田 漱平
Proceedings of 12th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.214 - 216, 1987/00
原研では、リニアックからの高エネルギー電子線による対生成反応を利用した、高強度エネルギー可変単色陽電子ビームの発生と利用が可能なポジトロンファクトリーの建設計画を立案中である。本報告はこのポジトロンファクトリー研究計画の概要について述べる。